雨山 紗弓さん

雨山 紗弓さん

福井県出身。イベント会社で関わった今庄が気に入り、移住!地域に残っている丁寧な暮らしを実践しつつ、持続的な地域を作るため、日々様々なことにチャレンジされています。

みなさんは、「ご近所づきあい」と聞くと、どんなことをイメージしますか。

正直、めんどうくさいイメージがある方もいるのかなと思います。今回は、そんな近所付き合いが「正直な話、めんどうくさい」と言いつつも、あえてそこでの暮らしを選び、人付き合いの大切さを噛み締めながら暮らしている雨山さんにお話を聞いてみました。

今庄へは、移住してきました。とは言っても、実家から車で1時間程度の近距離です。

私は、今庄から車で1時間くらいのところで生まれ育ちました。今、今庄に住んでいるのは、お仕事で今庄に関わったのがきっかけ。最初は仕事として関わっていたのですが、来る者拒まず去る者追わずといったような地域性を感じることができたので、移住してみようと思いました。最初は仕事くらいのつながりだったので、なかなか家を見つけることができなくって。ちょうど開業した地域まるっと体感宿 玉村屋に長期滞在することにしました。

玉村屋の雨山さんから、
ひとりの雨山さんに変わった。

最初、今庄に移住してきたときは、玉村屋に住んでいて、玉村屋を通してご近所づきあいをしていました。そして、ここに住んで地域行事とかにも参加していったことで、地域の人に信頼をしてもらうことができ、家を貸してもらえるようになったのです。

そこからは、私自身のご近所づきあいが始まりました。その時に、玉村屋の雨山さんから、ひとりの雨山さんになっていると感じました。そうすると、もっとしっかりとしないといけないという気持ちが湧くようになりました。それがめんどうくさいと言えば、めんどうくさいけども、ひとりの人として地区の人と向き合うことができる。

なかなか人と付き合うのはめんどうくさいと思うけど、めんどうくさい以上に大切だと思います。この地域の人たちは、私に無償の愛をくれるんですよね。

この続きは『家庭医とゲストハウスオーナーが診るウェルビーイングな暮らし〜里山で生きる10人〜』でご覧いただけます。